有償同人を出すなら読んでおきたい! 規約に関する2冊の書籍

RPGツクールMVの公開ももうすぐ!

今回はウェブ公開版やスマートフォン版など。
様々な活用方法が見込まれています。

体験版も一般公開が開始され、
ワクワクすっぞ!という人も多いのではないでしょうか。

『今回こそコミケや同人サイトで販売してやる!』
『いつかは俺もゲーム会社を作れるぐらいになる!』
という意気込みをアナタも持っていたりするのではないでしょうか。

ですが、同人を有償で販売した時に
大きな問題として立ち塞がるのが……

違法利用

だったりします。

自分も過去に公開したゲームが海外サイトで
配布されてしまった経験があります。

自分の場合は無料公開のゲームでしたので、
あまり強く意識はしませんでしたが、もし有料で配布した場合は、
アナタ自身の損益に関わることに加え、
お金を出してくれたファンの皆さんにも嫌な想いを
させてしまうことに繋がるのです。

利用規約やサイト表記。法律気をつけていますか?


・著作権
・景品表示法
・肖像権

ゲーム制作を行うと、関係しそうな法律はたくさんあります。
普通に生活しているだけなら『聞いたことがある』程度で
済むかもしれません。

しかし、本気でゲームを有償公開するのであれば
様々な法律を知っておく必要があります。

Readme作成していますか?


特に気をつけたいのが、Readmeです。
いわゆる『取扱説明書』ですね。

ゲーム制作は力を入れているけど、Readmeは力を入れてない。
操作方法や制作者情報だけ……という人も多いかもしれませんが、
それだけでは自分のゲームを守れない可能性もあります。

Readmeはゲームにとって利用規約そのもの。
しっかりと明記しておくことで、トラブルを避けられることもあります。

例えば、
『アナタの作ったゲームをプレイしたら、キーボードを押しすぎて、
 キーボードが壊れてしまった。どうしてくれるんだ!』

というクレームがあったとしましょう。

もし、あなたが利用規約に『ゲームを通して不利益が発生した場合でも
責任を追わない』という規約を明記していれば、

『Readmeにも記載されています通り、お客様の不利益は~』という、
説得材料ができ、クレーム処理もスムーズに行くかもしれません。

規約改変がトラブルになることも?


とりあえず規約作成して、後から変えればいいやー。

規約改変が思わずトラブルになった事例などもあります。

参照:Instagramの利用規約改訂問題、集団訴訟に発展 – CNET Japan

もちろん、ここまで大きな問題になることは
めったにありません。

ですが、規約改変はファンの皆さんも
混乱してしまうきっかけになってしまいますので、
できる限りしっかりとした規約を定めていくに
越したことはありません。

読んでおきたい『利用規約』に関する書籍


ここまで、『規約』を甘く考えていると大変なことになるよー
というのを紹介してきました。

ですが、正直なところ……
『重要なのはわかるけど、どうすればいいのかもわからない』
という人も多いはずです。

実際に法律関係は頻繁に変化しますので、
最新の情報を探しにくいというのも理解ができます。

そんなあなたに2冊の本をオススメします。

ここをチェック!ネットビジネスで必ずモメる法律問題
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方

書籍では珍しい、ネット系の利用規約や法律に特化した書籍です。
『ネットビジネスで必ずモメる法律問題』の方は事例別に様々な情報が記載。

『~「利用規約」の作り方』の方は実際に利用規約を作る場合の
ケースにおいて、法律系の観点から記載内容の解説や記載方法が掲載されています。

『~「利用規約」の作り方』の方は非常に難しい本になっていますが、
『ネットビジネスで必ずモメる法律問題』はかなり具体例にそって記載されているため、
よくある事象がどのような問題と法律に関わるのか?

という実用ベースの内容で学ぶことができます。

対する『~「利用規約」の作り方』は内容が非常に重視されているので、
しっかりとした利用規約を制定したい場合には必読の一冊です。

いずれもビジネス実用書なので、少し値段も高いですが、
大きな本屋さんではよく見かける2冊です。

利用規約テンプレートを見てみよう


とはいえ、軽い『同人』レベルであれば、
書籍代も大変かと思います。

そんな人は、利用規約テンプレートやウェブ情報も活用しておきましょう。

参照:Webサイトの利用規約(無料テンプレート・商用利用可)

例えば、上記株式会社コンテンツ庵さんの提供するサービスでは、
利用規約のテンプレートを手に入れることができます。

ウェブサービス向けの内容が中心になっていますが、
ベースにすればオンラインゲームなどには大きく活用できるはずです。

参照:特定商取引法ガイド(消費者庁)
参照:インターネット通販等と特定商取引法(日本産業協会)

加えて、省庁や産業協会などでは各種注意事項や法律の解説もされています。
CGの枚数を表記する場合など、景品表示法が関わることもあるので、
注意しておきましょう。

また、法律事務所などのHPには、
知識コンテンツの一環で規約のポイントを解説してくれている
サイトさんもあります。

参照:スマートフォンアプリ利用規約の作成等 | 著作権・契約書作成なら藤枝法務事務所

藤枝法務事務所さんでは、アプリ利用規約作成代行の有償募集ページにて
抑えるべきポイントなどを紹介されています。
こういった法律関係のサイトさんを元に作成していくと、
しっかりとポイントを抑えられるかもしれません。

最後に


自分は同人作品のレビューサイトをやっているため、
今まで数百の同人作品を購入してきました。

Readmeって、非常に細かく記載されているサークルさんから
「転載禁止」といった基本的なことも記載されていない
Readmeまで、まちまちだったりするんですよね。

私も専門家ではありませんので、紹介できる範囲になりますが
利用規約は自分やファンを守る盾にもなりえる割に、
あまり意識していない人が多い印象がありましたので、紹介させて頂きました。

意識したことない人は、ちょっとだけでも見なおして見て下さいね♪

本気で学びつつ私生活にも活かしたいなら資格も検討?


最後に……で最後じゃ無いじゃん!
というツッコミは置いておいて、Tips的な関係で
一点だけ、紹介しておきたいと思います。

あなたは「知的財産管理技能検定」というのをご存知ですか?

参照:知的財産管理技能検定

特許や著作権といった知的財産系に特化した検定試験です。
実はこれ、「国家資格」なんですよね。

実社会に役立つ検定として雑誌等で紹介されることも多いので、
「著作権とか勉強したい!」という場合には
検定勉強をしながら学んでいくというのもオススメです。

自分も学生時代に一番下の級を勉強して、勉強不足で
『落ちて』しまいましたが、その時の知識があったからこそ、
今自分に影響している法律の勉強がスムーズに行きました。

趣味のためだけに勉強時間を費やしたくないぜ!
って人は、検定とかも検討すると、趣味の勉強しながら
『俺、国家資格持ってるんだぜっ(ドヤ顔)』を目指すのも
良いのではないでしょうか。

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コメント

  1. ぞー より:

    ベリーグッドです。
    恥ずかしながらそんな資格があることを知りませんでした。
    利用規約に関してもとても参考になってありがたいです。メモメモ。

    • RPGゲームツクールコミュ@管理人 RPGゲームツクールコミュ@管理人 より:

      利用規約は、あまり取り上げられることも少ないですし、
      たまに同人RPG買うと、Readmeすらついていないこととかもあったので、
      ちょっと危ないなぁ……と思い、今回こういう形で取り上げてみました。

      知的財産管理技能検定も、あんまり知られてない一方で、
      しっかりした国家試験なので、一回取ると便利なんじゃないかなーとも思っています。
      特許とかも勉強できるので、仕事でも活かせると思います。

      合格率も高いみたいですしねー。

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