パソコン版のRPGツクールの購入サイトはどこがおすすめなのか?
購入先を選ぶ時に必要なポイントやおすすめのサイトをご紹介しておきます。
パソコンは家電量販店などでも販売していますが、基本的にはBTOという受注生産を中心にしたパソコンを取り扱っているショップがオススメです。
家電量販店はメーカー製のパソコンが多め。無駄なソフトが入っていたり、価格の割に性能が低い、クリエイティブな要素に重要な描画などに強い面の性能が低い、お店によっては店員知識が専門的な知識を持っていないこともあります。
基本的にはネットのBTOショップでチャットなどを活用して購入したり、リアル店舗で購入する場合は各BTOパソコンの直営店で検討する、BTOパソコンの取り扱いもある家電量販店に行くなども検討しましょう。
販売場所によって数日で発送してくれるサイトから、数週間~数ヶ月まで納期がかかるサイトまで違いがあります。また、納期に時間がかかるようなサイトでも、即納モデルや実店舗で売られているものを配送することですぐに発送してくれるようなモデルもあるため、すぐにでもパソコンを入手したいときは納期も意識しながら購入先を選びましょう。
BTOパソコンを取り扱うお店は得意不得意などの特徴もあります。例えばセールには強いが常時販売の選択肢が少ない、価格は高くなるものの細かくパーツが選べる。コラボモデルなどで限定モデルや特典がつくことがあるなど。タイミングによってお得度が大きく変動したり、方向性の違いでお得度が下がってしまったり、逆に価格以外の面でモチベが上がることもあります。各ショップの特徴も下記おすすめサイトではまとめておりますので、参考にしながら選んでみて下さい
一時期TV通販などでは「Core-i7だからいい」「保存容量が1TB」などを売りにしてPRしていることもありました。現在でも中古PCなどでこれらの項目が強くPRされていることがあります。
しかし、これらは高いスペックを指す可能性があるものの、場合によっては悪いスペックになっていることもあり、この言葉だけで購入するのは危険です。
例えば「Core-i7」というのは、CPUという重要なパーツの表示で使われるものです。これは、インテルというメーカーで作られたパーツにつくもので、その世代(シリーズのようなもの)の中では比較的上の機能に分類されるパーツによく付けられています。Core-i7という表記に加えて「いつの世代なのか」という点にも注目が必要です。一般的には「第14世代のCore-i7」等、世代も重要になります。古い世代のCore-i7であれば、最新のCore-i5の方が性能がいいこともあります。パソコンパーツの販売も行うドスパラさんのインテル(Intel)CPU性能比較など、パーツ販売サイトや専門サイトで性能目安が調べられるため、購入前や比較時に活用するといいでしょう。
また、パソコンの保存容量もSSDというパーツとHDDというパーツがあります。SSDは早い、HDDは遅いけど安い特徴もあります。安いパソコンの中にはHDDのみの構成であったり、SSD+HDDの二台積みで合計容量を高く表示しているケースもあります。SSD+HDDはコスパ面を考えると選択肢に入ることもありますが、基本的にはSSDのほうが素早く作業もできるため、SSDがついているものを推奨します。
最後に順当なツクールシリーズであるRPGツクールMVやRPGツクールMZは比較的要求スペックが低めです。
そのため、入門レベルのゲーミングパソコンを購入すれば、十分なことも多いです。
一方で、将来的に3Dゲーム制作をしたい、イラストや音楽、動画も作りたい、PCゲームも遊んでみたいという場合は、他の創作活動やプレイソフトの要求スペックの方が大きく要求される場合も多いです。ツクールにあわせて最低限にしてしまうと、ほかのやりたいことができないこともあります。特に3D系の開発やPCゲームのプレイ、動画などはかなり要求スペックを求められることもあります。これらはグラフィックの描画処理が重要になってくるため、メモリの量及びグラフィックボードの有無が重要です。メモリは16GBや32GB、グラフィックボードは40XX(例:GeForce RTX 4060)などで表示されており、メモリ量の確認や、パーツの内容からどれぐらい画像処理が得意で高性能な処理ができるかが決まってきます。
よくわからなければ、クリエイター向けのパソコンや中級者向け(ミドルモデル)以上のゲーミングパソコンを検討すると色々な事ができることが多いです。一部サイトにはクリエイティブソフトやゲーム推奨モデルやが取り扱われていることもあるので、そういったものも検討するといいでしょう。
複数の販売サイトを比較すると、価格帯で似たようなパーツを使っていることも多め。同じぐらいの予算でいくつかサイトを比較し、CPU・メモリ・グラフィックボードあたりの違いを見たり調べたりするといいでしょう
以上のポイントを踏まえ、個人的におすすめするパソコン購入サイトを紹介します。
デスクトップパソコンでとにかく価格を抑えながら、ある程度のスペックを検討しているのであれば、FRONTIERが一番オススメです。
FRONTIERの特徴は「セール」の一言です。ほぼ毎週商品のラインナップが変わるセールが開催され、毎週10数台~30台のパソコンがラインナップされます。
ラインナップは入門・中級者・上級者向けとある程度バランスよく登場しますが、そこまで種類はありません。しかし、登場モデルは他サイトに比べると安いことも多いです。
構成が頻繁に変わって販売されているため、うまくいかないと全然自分の求めているレベルのスペックがこなかったりすることもありますが、運良くめちゃくちゃイメージ通りのパソコンが来たりすると、他の相場よりも安く購入することができたりもします。納品も1~2週間と比較的早めです。
デスクトップのセール品はは強い半面、。ノートパソコンはセールにあまり出てこなく、ノートパソコンのコスパは微妙なこともあります。アウトレットや常備販売のモデルもコスパはそこまで高くありません。
また、デスクトップパソコンもケースの見た目はやや無難、他のサイトよりもかっこよさというよりかはシンプルな印象です。
自分は安さを理由に2022年、FRONTIERで購入したパソコンを使っていますが、特に問題もなく今もメインパソコンとして愛用しています。
外観は気にしない、性能・価格重視の方向け!そろそろパソコンを買おうかなぁと思ったら、FRONTIERさんの週替りセールを見始めるのがオススメです
ゲーミング系のパソコンと言えばドスパラのガレリアシリーズと言えるほど、有名なBTOパソコンサイトです。
ゲーム向けのパソコンやクリエイター向けのパソコンが非常に多く、常時いろいろな選択肢のパソコンを購入可能。ゲームのタイトルやクリエイティブな活動に使うソフトの推奨モデルも多く、初心者でも目的からパソコンを選びやすいという特徴もあります。主要都市に実店舗もあり、リアル店舗で相談しながら探してみたいという人にもオススメです。
種類の多さも魅力的ですが、コラボモデルなども取り扱いがあるのが面白いです。例えばプロゲーミングチームのCrazy Raccoonさん、Vtuberの渋谷ハルさん、Vtuberのぶいすぽっ!さんとのコラボなどのパソコンがあり、コスパは少し落ちますがかっこいい見た目のパソコンや特典がもらえつつも高いスペックのパソコンを導入できたりします。数は少なめですが、クリエイターコラボのPCも出たりします。
様々なラインナップから選べ、かつ納期も数日で届くこともあり、非常に早いことが特徴的です。また、ドスパラでは会員向けのクリエイター向けの無料セミナーも開催されており、ドスパラで購入履歴などがあればプロのお話などを聞くことができたりもします。ノートパソコンの種類も多いです。また、サイト内にPC購入に関連するパーツ等の解説の記事も多いです。
短所としては、セールなどでの値引きがそこまで大きくないことです。数千円ぐらいの値引きだったり、購入できるものが限られていたりと、安いタイミングを待っても狙った通りの端末を購入できない可能もあったりします。個人的には買いたいときが買い時ぐらいな気持ちでの利用がおすすめです。
個人的には配信を始めた直後などにドスパラ購入のパソコンを使っていました。また、母用の事務向けノートパソコンを購入したことがあります。以前購入したメーカーパソコンよりもサクサクで母がびっくりしていたことを記憶しています。事務用なものでも簡単なツクールの創作やウェブ操作などもストレス無くできた記憶があります。
→ドスパラ
急いで買いたい、技術的なことわからないけどクリエイティブな物をほしいという時にオススメ。各パーツの記事解説など、購入に役立つ情報もも充実しています。
BTOの老舗ともいえるサイトで、とにかく販売ラインナップが多いことが特徴的です。
最近のモデルだけではなく、かなりスペックを落としたモデルなどもあるため、色々な選択肢の中からパソコンを選んでいきたいという方におすすめのサイトです。
商品によって納期にムラがあるため、納期は細かく見ながら検討するといいかと思います。
コスパは標準並みで、既に紹介したサイトよりかは悪い印象がありますが、スペックを落とすことで値段を抑えられたりすることもあります。また、アウトレットやお店直販モデルも多くあり、稀に面白い構成のパソコンが並ぶことがあったりするため、眺めていると面白いサイトでもあります。
とにかく種類の多さから選びたい方向け、ある程度パーツなどの仕組みを意識できていると、「マウスコンピューター」の選択肢多さは恩恵がデカいです!
ゲーミングPCだけではなく、クリエイターパソコンのコーナーも用意されており、マンガや音楽制作と言った目的から探すことも可能。ゲーム系の方を中心にコラボPCも多く取り扱い、コラボデザインのかっこいいモデルが多くラインナップしていることも特徴的。デスクトップ・ノートPC両方ともかなりの数のラインナップが上げられています。
コスパはほどほどですが、ラインナップが多いため、自身のスペックに合わせて最適化することで安く購入できることもあります。また、ミニタワー等のケース面を工夫することで安く仕上げているものもあるため、価格を抑えながらスペースも抑えるといったこともできます。ただ、ケースの大きさはマイナス点を指摘する方もいるので、この辺は判断が難しいところかと思います。
色々なゲームモデルなどもあるので、コスパ関係なくやりたいゲーム等から脳死で選びたい方。コラボモデルのようなかっこいいデザインを重視したい、色々な選択肢からパソコンを選びたい方にオススメです。
かっこいいデザインの多いコラボモデルやミニタワーなど部屋に置くものだからこそ見た目を気にしたい人は「パソコン工房」も抑えておきたいです!
BTOサイトではパーツをカスタマイズできることもあります。また、似たような構成のものも多くあり、探し方次第では値段を下げることができたりもします。その一例を紹介します。
仕事をやっている方だと、Wordやエクセルと言ったオフィスソフトが必須と考える方もいるかも知れません。しかし、オフィスソフトは非常に高く、Wordやエクセルの導入を見送ることで値段を大きく下げることもできます。
仕事などで指定がある場合は別ですが、Google ドキュメントやGoogle スプレッドシートを使えば、Wordやエクセルのような文字や表をまとめるようなことは無料でできます。互換性の高いフリーソフトを使うのもありでしょう。
仕事で使わなければ、必ずしもWordやエクセルを付ける必要はないでしょう。最悪、必要になったときに買えばいいのです。なお、稀に「ワードソフト収録」等の記述がありながらも、Wordやエクセルの互換性ソフトが付録されているだけのこともあります。この場合は、互換性の高いフリーソフトと同等レベルなので、付ける必要は全くないでしょう。
キーボードやマウスが付属している販売サイトの中には、これらの付属品を外すことで若干安くなることがあります。
また、BTOパソコン購入時にゲーミングマウス等の付属品を一緒に選択できることもありますが、値段的に高いこともあります。マウスやキーボードは一緒に買わず、アマゾンのセールや家電量販店などで狙うのもありです。
パソコンの保存容量に影響するSSDは容量が大きくなるほどたくさんデータの保存ができますが、価格も高くなる傾向にあります。
RPGツクールMZはネタゲーレベルであれば0.3GB~1GBぐらい、ボイス等を多数使った大作だとしても10GB超えることは早々ないので、512GBあればかなりの作品創りも可能です。
また、ネット上にファイルを保管する「オンラインストレージ」(DropboxやGoogleドライブ)や外付けSSD・USBメモリを使う、自身でSSDを増設するなど、保存容量自体は拡張後々対処できる手段もあります。
どうしても金額を削りたい場合はSSDの容量を減らすことも視野に入れましょう。
なお、PCゲーム等をやる場合は、インストールに100GB以上容量が必要な場合もあるので、注意しましょう。
この他にもパーツ知識があるならめちゃくちゃ細かいカスタマイズができる「サイコム」さんや「テクモ」さん、納期次第で面白いモデルもあるHPさんなどもありますが、やや上級者向けではあるので、まずはここで紹介したサイトの中から2つ以上見ていただき、値段の推移を見たり、スペックの比較をしながら眺めていくといいのかなと思います。
特に一つのサイトやオススメサイトだけ見てしまうと、そのお店の特徴をつかめずに決めてしまったり、得意ではないサイト故にお得度が落ちることもあります。基本的には2つ以上見ることで特徴も掴むといいかと思います!
RPG Maker WITHはNintendo Switch向けソフトです。
パッケージ版を探す場合は、色々なサイトを見て値段チェックするのがおすすめです!