

RPGでは人魚が仲間になる場合や、水中の街、水中の洞窟で敵として人魚のシンボルモンスターがでてくることもあります。一方で、RPGツクールMZの収録素材には人魚や水中生物に使える素材が少なめで困っている方もいるのではないでしょうか?
RPGツクーMZ向けに販売されている公式DLC「人魚のグラフィック」は人魚を始めとした水中のステージキャラ画像に役立つ素材集です。男女ともに人魚のグラフィックをカバーし、髪型違いも多いため村などのモブ制作にも最適です。さらに、水中系のキャラに使える画像も付属されているため、水中系のステージに役立つ素材です。
なお、別途RPGツクールMV向けのバージョンも公開されていますが、本ページでは、MZ向けの素材を実際に使ってみた感想や良いポイントをまとめていきます。動画でもまとめておりますので、動画も活用下さい。
*本紹介の画像には「人魚の歩行グラフィック」素材集のほか、RPGツクールMZの収録素材も利用しています。
人魚の方向グラフィックは人魚の男性・女性・子どもと、水のフレンド(水の生物)をイメージしたキャラクターの歩行グラフィック素材です。
1シート576×384というRPGツクールMZ向けの歩行グラフィック素材企画の画像となっているため、素材管理ツールを起動して「img/characters」にインポートすることですぐに導入することが可能です。
素材を使うにあたっては、どのようなイメージで使えるのかが重要でしょう。
いくつか「人魚の歩行グラフィック」が使えそうなシーンをイメージして配置してみました。
まずは人魚と人が共存する町をイメージし、RPGツクールMZのサンプルマップの「漁村」に配置してみました。

比較的鮮やかな色あいなので、砂浜においてあげるだけでもしっかりと見栄えを感じさせてくれます。画像の規格も576×384とRPGツクールMZに最初から搭載された歩行グラフィック素材と同じ大きさのため、サイズなどでも違和感がありません。
人魚と人間が共存しているような会話を描くことで、平和的な雰囲気を出すこともできます。また、人魚という特性を活かして水中で泳いでいるようなモブを置いてみるのもよいでしょう。
次はシンボルエンカウントという、マップ上を歩くモブと接触することで戦闘に入る形式のバトル利用を想定して作成した画像です。

マップはRPGツクールMZのサンプルマップ「洞窟内部1」を設定しています。マーメイド系の敵はRPGでもおなじみだと思うので、水系のエリアが多いような洞窟に最適。色差分の素材も収録されているので、亜種の敵やレア度が高い敵、討伐対象の人魚モンスターは色違いを活用するという方法もよいでしょう。色によっては「ラミア」のような形で砂漠などに配置するのもありかも知れません。
また、左上には「Friend」という名前で用意されているシートにいるキャラクターもいます。詳しくは後述しますが、魚系など海の生物に使える歩行グラフィックも本素材は収録されています。水系の洞窟で数種類の敵種族と戦闘できるような場合のシンボルエンカウント用歩行グラフィックとしても有用です。
男性の人魚もいるため、水中にある王国のようなイメージも作れるかも知れません。

画像はRPGツクールMZのサンプルマップ「空中神殿」に人魚の歩行グラフィックを配置し、さらにイベントコマンドで色調変更で青っぽい画面にすることで水中をイメージして作成しています。Friendとして搭載されている、クラゲの歩行グラフィックも配置することでより水中感を味わうことができるでしょう。
色調変更も活用することで、舞台を地上から水中へと変化させることができ、プレイヤーのワクワク感も高まるはずでしょう!

人魚の歩行グラフィックでは、倒れたようなグラフィックも収録されているため、色調変更を逆に赤系統に変化させることで襲撃を受けてしまったような場面にも活用できます。平和だったシーンが、深海特有の暗い赤に包まれてしまったような場面を見せることで、プレイヤーに強い印象を与えることができるかもしれません。
このように、平和的な雰囲気を印象つける場面から、プレイヤーへのワクワク度に繋がるような深海世界、シンボル用の敵など多方面に使えるのが特徴的です。
人魚の歩行グラフィックでは、いくつかの種類の人魚及び水中生物の素材が搭載されています。
まずは収録数の多い女性の人魚素材から紹介します。女性型の人魚は128のファイルが収録されています。

まずは通常の歩行グラフィックから紹介していきます。通常の歩行グラフィックには4つの素体とも言える人魚のシートが収録されています。上段横一列が異なるシートに収録されている1人目の素材となっており、それぞれの髪型が異なります。
下段は上段と同じシートにそれぞれ収録された素材です。詳しくは後述しますが、耳の付近も魚のような状態になったバージョンの素体も収録されています。

2つ目の画像は服装差分と倒れグラフィックです。左3体の歩行グラフィックは同じ髪型ながらも水着が異なり、胸元の部分を見てみると構成が違うような形になっています。上段は下向き、下段は右向きの歩行グラを配置してみましたが、正面だけではなく横移動時にも服の違いがわかるように表示されています。
倒れグラフィックは服差分違いがなく1シートのみになっていますが、うつ伏せの状態で服の様子が見えないため、どの服のデザインといっしょに使っても問題ないように思えます。

続いては色差分周りです。各シート8種類の色差分が用意されています。
色差分は髪型が異なるだけでなく、服や人魚の魚部分の色合いもそれぞれ合うように変更されています。明るい色合いのデザインから、少し落ち着いた色合いまであるので、同じ人魚の街で年齢や性格によって変更してみるのもあり。
色合いも大きく違うので、広大な海のエリアがあるのであれば地域ごとに色を変えてみたり、種族対立みたいなシナリオにも反映できそうな気がします。

最後の画像は、1シートにおかれた同じ髪型のキャラ8体を上下にそれぞれ下向き・横向きで配置した画像です。
上下は冒頭の紹介でも述べた通りの耳元の形状の違いです。
そして横4体の違いは魚部分になっている尾びれの色や質感、大きさに違いがあります。正面よりも横向きの画像がわかりやすいでしょう。例えば中央2体は尾びれ部分が白を基軸になっていたり、一番右の尾びれは大きく、かつ鱗のようなものがないので尾びれを強調して見えるようになっていたりします。
この違いはそこまでゲーム中に違いが明確に出るわけではないと思うので、どの方向性を使うか選べるという利点の色合いが強い印象です。複数使うのであれば、例えば仲間になるキャラや主要キャラだけ尾びれを変えてみるといった使い方が良いのかも知れません。
次に男性の人魚です。男性の人魚が描かれたファイルは64枚用意されています。

まずは基本となる画像に種類です。上下の画像は同じファイル内に収録されている、耳付近が魚系の形状をしているかの違いとなります。
女性とは異なり、髪型の種類は2種類。前髪×後ろ髪の長さで差分の種類が4種類だった女性と比べると少なめになっています。

同じ髪型の服装差分及び倒れグラフィックです。
服装差分は2種類となっており、肩部分にかけて黒い布地のようなものがあるかの違いになっています。
倒れグラフィックについては服装違いのものも用意されており、画像では肩に布地があるようなデザインとの倒れグラを掲載しているため、しっかりと肩周辺がグレーよりの色合いになっています。

色違いは女性同様に合計8色用意されています。女性と同じような色の構成となっているため、女性の人魚と一緒に使っていくこともできます。兄弟設定にして色違いを採用するといった選択肢もありそうです。

最後は同じファイル内に配置されたデータを確認します。
こちらも女性キャラ同様に尾びれ部分と耳元の形状が少し違ったラインナップで用意されています。
子どもの人魚です。ファイルは50枚用意されています。

まずは素体部分。4人の髪型キャラクターが用意されています。番号が1~4まで割り振られており、左から順番に並べています。3と4のキャラクターは衣装差分が用意されています。1番と2番は男の子で、3番と4番が女の子のイメージなのかなと思います。

こちらは色差分、女性・男性の人魚と並べてみた画像です。
子どもの場合はカラー展開が5色のようにみえたため、女性・男性の素材と比較すると色差分は若干少なめです。特に男性や女性にはあって子どもにはないカラー差分が大人側にはあるので、親子などで作る場合は先に色の差分があるかどうかだけは把握する必要がありそうです。
また、大人と並べるとそこまで小さいわけではないので、幼児よりかは10歳前後以上の子どもぐらいなイメージでの採用が良いかと思います。
最後は地味に使えるフレンド素材として収録されている素材です。2ファイルだけ用意されています。

こちらが1ファイルに収納されている8つのキャラクターです。水中から身体がでているような海洋生物に使えそうなものから、水中で漂う、水底にいるような生物がバランス良く配置されています。こちらはシンボルエンカウントの画像やマップの装飾にも活用できそうです。

色差分はなく、もう一方は倒れ差分です。
水の生物たちの倒れグラは、横向いて倒れていたりもするので、地味にこだわりを感じます。
こちらもダンジョンの装飾として配置もできそうですし、貝は宝箱としての活用も面白いかも知れません。
人魚の歩行グラフィックの長所はやはり海のシーンを充実できることでしょう。
RPGツクールMZでは海系の歩行グラフィックが皆無なため、海の世界が若干作りにくくなっています。他のモンスター素材集など買えばマーメイド等の敵グラを導入できつつ、歩行グラフィックで人魚や魚のグラフィックがなくて導入しにくいと行ったこともあるでしょう。そういった問題も解決できる点での利点が高く、デフォルトでは作りにくいからこそ、他の作品ではない水中表現を導入して差別化していくことも可能です。
特に水中という世界観は、地上の冒険からは想像もつきにくく、プレイヤーのワクワクを高めてくれるに違いありません。比較的手頃な価格帯の素材集でもあるので、水中世界の冒険や海洋生物が多いダンジョンを作るときには良い選択肢になる素材集です。
逆にファンタジー以外のゲームを制作中だったり、水のエリアが登場しないのであれば使い所はやや限られます。
素材の差分は多いものの、キャラクター的に色差分を多く使うようなキャラクターではありませんし、水のエリアがなければなかなか使うチャンスも少ない素材というところは否めません。
ただ、それだけ特化している素材という意味でもあります。
初心者の方がとにかく多彩な表現を増やすために購入すると言うよりかは、明確に海のエリアや人魚のキャラを使うと決めた時によい選択肢になる素材集です。
人魚という王道RPGやファンタジー世界感に登場するキャラクターの歩行グラフィックを導入できるだけではなく、意外と海洋生物の歩行グラフィックも数種類搭載し、海の世界全般に役立つ素材集です。
特にシンボルエンカウントを採用した作品やJRPG系のフィールドや街のマップを歩いて回る作品を制作中であれば、海系のタイルセットや水のダンジョン系タイルセットとも併せて使うと効果的に使えそうな印象があります。
ある程度世界観の構想が固まっている方や、王道的なファンタジー世界を作る予定の方で、人魚のキャラや海の世界を作りたくなった時におすすめの素材です。
「人魚の歩行グラフィック」の購入はツクール公式ストアの利用がオススメです。
RPGツクールシリーズの開発運営を株式会社 Gotcha Gotcha Gamesが運営しており、日本語での「よくある質問」なども完備。ストアから直接ダウンロードできるバージョンとSteamコードの購入ができるDLCも多いため、利用環境に沿った購入も可能です。公式ストアなので、ツクールに貢献しながら素材も購入できます!
■ 素材権利表記
-人魚の歩行グラフィック ©Chicken heart
RPG Maker WITHはNintendo Switch向けソフトです。
パッケージ版を探す場合は、色々なサイトを見て値段チェックするのがおすすめです!
【PR】
「RPGツクール」シリーズの本体やDLCには、公式ストアの利用がオススメ!
直接ダウンロードして管理できる素材や、キー形式での販売で色々な環境に合わせたツクールDLCを検討できます。
RPGツクールシリーズの開発運営を手掛ける会社による唯一の公式ストアで安全性のも期待できます。