Twitterやブログが一般的となり、ツクラーの皆さんもTwitterやブログで制作風景を情報発信されている人も多いのではないでしょうか?
そんな制作状況の情報発信をされている人の中には、制作中のゲーム画像をこまめに発信することで、PRにつなげている方もいらっしゃると思います。
Twitterを始めとしたソーシャルメディアはちょっとした投稿が爆発的に拡散され、PRに繋がることもあります。バズるなんて言葉もありますよね。視覚的なインパクトをつけるためにも、画像設定をどんどんやっていこうと思っている方も多いと思います。
一方で、使用した画像が悪用されたりするのではないか……と不安視する方もいると思います。また、この拡散を逆手に取って、作品をPRにつなげていくことができないか、考えられているツクラーさんも多いのではないでしょうか。
今回は、テストプレイの画像を気軽に作成でき、なおかつ設定を行うことで違法利用対策やプレイヤー側からの拡散PRを狙うことができるような機能を追加できるプラグイン『画面キャプチャ管理プラグイン』を紹介していきます
画面キャプチャ管理プラグインとは?
画面キャプチャ管理プラグインはプレイ中の画面をキャプチャ(画像化)することができる機能を追加するRPGツクールMV向けのプラグインです。数々のツクールMVプラグインを開発・公開されているトリアコンタンさんが制作されたプラグインです。
■プラグイン公開ページ
画面キャプチャ管理プラグイン(Delusional Field)
テストプレー時に画面をキャプチャする機能や特定のコマンドを実行した際に画面キャプチャを行うような機能を実装できます。キャプチャした画像にコピーライト(制作者情報)をうみ込んだり、キャプチャした画像をゲーム内に表示させるような機能も持っていますので、Twitterなどでこまめに制作過程を情報発信される方に役立つ機能が簡単に追加できます。
また。プラグインコマンドを使用することで、プレイヤーのゲーム画面を出力するイベントも作成できます。署名設定を行うことで、コピーライトなどを表示した状態で画像出力もできるので、画像利用を掲載を許可したいけれども、悪用されるようなことが嫌で正規に利用許可ができにくいといった有料配布の作品などにオススメのプラグインです。
初期設定では、テストプレイ時に特定のボタンを押すことで、起動したゲームと同じフォルダ下にスクリーンショットがとれるような機能付属ができます。実際に見ていきましょう。
下記はテストプレイ画面を外部キャプチャツールを使ってキャプチャしたもの。クリックして頂けると、画像ファイルが出ます。
上に『画面キャプチャてすとゲーム』という表示がありますよね。今回は『画面キャプチャてすとゲーム』というゲームタイトルでプロジェクトデータを作ったものをキャプチャしているので、プレイを行うとゲームタイトルがウィンドウに表示されています。
ここで、初期設定でキャプチャボタンに設定されている『F6キー』を押してみます。
すると、起動しているゲームと同じフォルダの中に「captures」という新しいフォルダができました。
中を見るとゲーム内だけの画像がpng形式で出力されています。上記画像が実際にキャプチャしたものです。クリックで縮小していないそのままの画像確認できます。
このように、有効化するだけでも画像を出力できる機能が追加されます。(F6ではpng形式、F7ではjpg形式で画像が出力されます)
ですので、導入することで下記のような機能を持つキャプチャ機能をテストプレイで導入できるようになります。
・imageという名前の画像でキャプチャ画像を生成
・画像形式はpng(上記クリックしてもらうとURL末尾にpngと書いてあると思います)
・ツクールの起動データがある場所に「captures」を作って保存する
さらに、詳細な設定を行うことでキャプチャした画像に、自動で著作権表記を入れて出力させるようなこともできるようになります。
▲キャプチャした画像の右下に好きな文字を入力して出力ができるようになる
ただし、このF6・F7によるキャプチャ機能はテストプレイ時のみ有効になります。
実際のゲームデータで自由に画面キャプチャを行うためには、イベントコマンドを活用していく必要があります。
今回の解説では、基本設定から簡易的な自由キャプチャ機能の作成事例、
キャプチャ機能を使ったイベント演出などを紹介していきます。
導入に必要なもの
- プラグイン本体(上記公開ページでDLできる.js)
- コピーライトと表記用の署名画像(署名にオリジナル画像を使う場合のみ)
プラグイン自体はツクールで有効化し、プラグイン設定やイベントコマンドを活用して使用していきます。キャプチャ画像に署名などを入れたい場合で、署名にオリジナルの画像を使いたい場合は別途画像が必要です。
画面キャプチャ管理プラグインの使い方
画面キャプチャ管理プラグインは導入だけでキャプチャ機能を追加することができ、プラグインの設定を変えることでキャプチャ機能を使う時のボタンや効果音を決めることができます。また、著作権情報などの掲載ができるような機能も備わっています。1つずつ紹介していきます。
画面キャプチャ管理プラグインを有効化しよう
まずは初期設定を行う前に、プラグインを有効化する方法を紹介していきます。
1.制作中のゲームプロジェクトフォルダを開く
2.プラグインを「plugins」フォルダに入れる
3.ツクールMV画面に戻り、『ツール』→『プラグイン管理』を押します。
4.プラグイン画面管理の空白部分し、基本設定画面より今回使用する「MakeScreenCapture.js」を選び、OKを押します。
5.プラグイン管理画面に下記のような「MakeScreenCapture」が追加されれば有効化完了です。
画面キャプチャ機能の設定を行う
画面キャプチャ管理プラグインはキャプチャ機能を発動する設定から、画像の保存に関する設定、独自要素を加えたい場合の設定など、色々な機能の設定をプラグイン管理画面で行うことができます。
▲プラグインの管理→「MakeScreenCapture」を選んで設定していきます
まず先に、純粋なキャプチャ機能だけを追加する場合に必要な設定を紹介していきます。
キャプチャ機能の割当を決める
最初にキャプチャー機能をどのボタンで割り当てるか決めていきます。
割当は「MakeScreenCapture」のプラグイン管理画面の「PNGキャプチャキー」「JPEGキャプチャキー」で決めていきます。PNGデータでキャプチャ画像を保存するボタンを「PNGキャプチャキー」、JPEG画像でキャプチャ画像を保存を「JPEGキャプチャキー」に記入します。
初期設定では、「PNGキャプチャキー」がF6、「JPEGキャプチャキー」がF7になっています。有効化してゲームをプレイし「F6キー」を押せばpng形式でキャプチャ画像が出力。「F7キー」を押せばjpeg画像で出力されるような設定になっています。
「PNGキャプチャキー」・「JPEGキャプチャキー」の項目をクリックすることで、入力項目が表示されますので、キャプチャに使用するボタンを入力していきます。
ボタンについては好きなボタンで構いませんが、ツクールMVではソフト側で利用されているキーがあります。(リセット機能として利用されているF5キーなど)
また、他の機能追加プラグインで同じボタンを使っていると不具合が起きる可能性があります。割り当てるボタンには注意しましょう。
参考:
RPGツクールMVでどのボタンが初期設定で使われているかはRPGツクールMVのヘルプにある「RPGツクールMV→ゲームのプレイ方法」欄に詳しく書かれています。
▲RPGツクールMV ヘルプより
また、キャプチャ時に効果音を鳴らすような設定も可能です。
「MakeScreenCapture」のプラグイン管理画面下に効果音という項目があります。ここをクリックすると入力欄が表示されます。
入力欄には「拡張子を除いたファイル名」を入れることで設定可能です。今回はデフォルトで入っている「Switch2」を使います。
「Switch2」を使用する場合は、「Switch2」だけ入れれば完了です。実際にテストプレイを行ってみましょう。キャプチャ機能を使うと、カチッという「Switch2」の効果音がなるはずです。
▲効果音欄にoggといった拡張子まで入れてしまうと、「Sqitch.ogg.oggというファイルを鳴らす」という判定を受けてしまうため、エラーが出てしまいます。拡張子は入れないと覚えておきましょう。
出力する情報を決める | 出力先ファイル&画像ファイル名
画面キャプチャ管理プラグインでは、キャプチャした画像ファイルがどういったファイル名でどこに保存するか、出力に関する情報を決めることができます。
出力に関する項目は「出力場所」、「ファイル名」、「連番桁数」で設定ができます。
出力先はキャプチャした画像が保存される形式です。初期設定ではプレイ中のゲームに「captures」という名前のフォルダに保存されるようになります。ファイルの保存先には相対パス・絶対パスと呼ばれる二種類の書き方が設定できます。相対パス・絶対パスについては1から説明すると難しいので、わかりやすく解説されているサイトを紹介しておきます。
参照:絶対パス・相対パスとは?|パスの見方・書き方(基礎からわかる! パソコン入門・再入門)
参照:「基礎知識」 ディレクトリ・絶対パス・相対パスを覚えよう(めちゃログ)
「ファイル名」はキャプチャした画像につけられるファイル名になります。初期設定では「image」となっているので、jpegであれば「image.jpeg」、pngであれば「image.png」というファイル名で出力されます。キャプチャされる画像の名前を変えたい時に「ファイル名」の項目を変更しましょう。
「連番桁数」は複数回キャプチャボタンを押した時に関連してきます。キャプチャを複数回実行すると、画面キャプチャ管理プラグインでは「image01.jpeg」「image02.jpeg」と、ファイル名の後ろに番号を連番で追加してくれます。この桁数を何桁にするかを「連番桁数」で決めていきます。
初期設定では2桁なので、01から始まり、02、03と、二桁の記載で数が増えるような感じで保存されていくようになります。
定期的に撮影する仕組みを作る
画面キャプチャ管理プラグインでは、定期的に自動キャプチャしてくれるような機能を搭載させることも可能です。
画面キャプチャ管理プラグインの設定項目にある「実行間隔」に半角数字を入れると、その数字の秒数ごとに定期的なキャプチャを自動実行してくれるような機能を付与できます。(0の場合は定期キャプチャなし)
試しに今回は半角数字で「1」を入力してテストプレイを行ってみます。
▲1秒毎に画像が保存されていく
すると、ゲームプレイ中1秒毎にキャプチャをしてくれるようになりました。
▲1分近く動かした結果の一部
ただし、この定期キャプチャは常に撮影し続けるような機能になりますので、短い期間でずっとキャプチャするような設定にしてしまうと、画像ファイルが無限大に撮影され続けるような仕様になってしまいます。
定期的なキャプチャを利用する場合は、必ずユーザーの立場に立ってから利用を検討しましょう。
イベントコマンドで出力ゲームでも使えるキャプチャ機能を実装する
ここまでの設定で、テストプレイではF6やF7を押した時、定期的な間隔での撮影ができるようになります。
しかし、実際の出力したゲームでは、「イベントコマンドによるキャプチャの実行」のみでキャプチャができるような仕様になっています。(F6やF7、定期キャプチャはテストプレイしか使えません)
Twitterなどでテストプレイ画像などを通じてこまめに配信したいというツクラーさんであれば、ここまでの機能だけでも有益かと思いますが、プレイヤーさんの拡散を狙う場合などは要望に答えられないかと思います。
そこで、次の項目では実際に出力したゲームでも使える「イベントコマンドによるキャプチャの実行」の利用方法と、それを応用した簡易キャプチャ機能再現の例示提示を行っていきたいと思います。
イベントコマンドを使って画像をキャプチャする
画面キャプチャ管理プラグインでは、イベントコマンドの「プラグインコマンド」でプラグイン独自コマンドを入力することで、そのシーンをキャプチャとして保持する機能と、保持した機能を出力できる機能があります。
* MSC_MAKE or 画面キャプチャ作成
* 実行時点でのキャプチャを作成して保持します。
* 例:画面キャプチャ作成(中略)
* MSC_SAVE [ファイル名] or 画面キャプチャ保存 [ファイル名]
* 保持していた画面キャプチャをファイルに保存します。
* ファイル名は自由に指定できます。
* 拡張子は自動で設定されるので設定不要です。
* 例:画面キャプチャ保存 image
「MSC_MAKE」というコマンドで一時的にキャプチャ画像をゲーム内で記録し、「MSC_SAVE」を使ってゲーム外へ出力(ファイルとして出力)させるイメージです。
(プラグインコマンドは日本語表記の方法もありますが、今回は英語表記を利用していきます)
この「MSC_MAKE」「MSC_SAVE」コマンドを活用し、イベントキャラに話しかけるとキャプチャされるイベントを作ってみましょう。
今回はマップ上に配置した金髪キャラに話しかけるとキャプチャされるイベントを作成していきます。
配置したキャラクターをクリックしてイベントを設定していきます。「上級」→「プラグインコマンド」をクリックし、「MSC_MAKE」と半角で入力しOKを押します。
そして、同じように「上級」→「プラグインコマンド」をクリックし、「MSC_SAVE」と半角で入力しOKを押します。
上記のように2つのイベントコマンドを記入できたら、実際にテストプレイを行ってみましょう。
キャラクターに話しかけてみます。
すると、「captures」というフォルダが生成され、話し掛けたシーンがキャプチャ画像として出力されます。
実際に一般プレイヤーがプレイしている時にキャプチャ&ファイル出力する場合は、今回紹介した「MSC_MAKE」「MSC_SAVE」のコマンドを使っていきます。
イベント事例:クリア時にMSC_SAVEで記録に残す
出力したゲームでキャプチャ画像を出力する方法を紹介したところで、2点ほど拡散に使えそうなプラグインの活用方法を紹介します。
まず1点目は、クリア時にMSC_SAVEで記録を残すような演出です。
ボスなどを倒した後に、一枚絵やメッセージを表示させ、MSC_SAVEで画像を出力させるようなイベントを作成することで、プレイヤーは「ボスを倒した証拠」を画像として保存できるので、感想をつぶやいたりするきっかけになるかもしれません。
上記はサンプルです。おめでとうと書いたピクチャを用意しておき、イベントコマンドの「ピクチャ表示」で表示させることで、メッセージ付きの文字キャプチャを再現しています。(ピクチャ表示の後にウェイトを入れないとピクチャ表示前にキャプチャしてしまうことがあるので、ウェイト処理を入れています)
スクリプトなどを使えば、画面内に直接文字描写出来ると思いますが、自分あんまり詳しくないので、今回は自前に「おめでとう」という画像を作って、スクリプトコマンドを活用することで、色々な情報表示もできると思います。
スクリプトによる情報表示は詳しくないので、参考になりそうな情報が載っているサイトさんを紹介しておきます。
参照:ツクールMV:FF1風メニュー画面を作る5-1|deNuo
参照:マップ上に常に情報ウィンドウを表示する|RPGツクールMVで感動ものを作る。
イベント事例:記録を残すカメラアイテムを作る
画面キャプチャ管理プラグインを遊びココロのあふれるアイテムとして導入してみるのもいいのではないでしょうか?
「MSC_MAKE」「MSC_SAVE」のコマンドを実行しさえすれば、いつでもキャプチャ画像を出力させることができます。この機能を応用して、カメラというアイテムを作ってみましょう。
「データベース」→「コモンイベント」でまずはキャプチャ用のイベントを作成していきます。実行内容欄に「MSC_MAKE」「MSC_SAVE」を記述していきましょう。
そして、「データベース」→「アイテム」でカメラを作っていきます。アイテムの説明文章を設定した後、「使用効果」→「その他」→「コモンイベント」で先ほど作成したコモンイベントを設定しましょう。
設定が完了したら、データベースを保存してゲームを出力して実際に動かしてみます。
カメラというアイテムを使ってみましょう。
すると、使用した画面が画像ファイルとして出力されました。遊びココロのあふれるアイテムの完成です。
RPGツクールは、使えるか使えないかわからない(いい意味で)どうでもいい効果のアイテムを作るの大変な人も多いと思います。謎解きが主体で、部屋の観察が必要な要素のあるゲームなんかだと重宝されるアイテムに化けるかもしれません。
キャプチャ時に著作権情報などを記入する
ここまでの解説で、一部画像に文字に謎の文字が表記されていることにお気づきでしょうか?
画面キャプチャ管理プラグインでは、出力した画像に著作権情報などを記載できるような機能がついています。ここでは、著作情報などを追加する方法について解説していきます。
表示する文字の内容と文字サイズを決める
まずはキャプチャ画像に追記される文字を決めていきます。画面キャプチャ管理プラグインの管理画面より、「署名」という項目をクリックします。
署名をクリックすると、文字を入力するウィンドウが表示されます。ここに記載した文字が画像内に追加されて画像出力されるようになります。
今回は試しにRGC管理人の個人ネーム「みなみよつば」を入れてみました。OKを押して保存をし、実際にキャプチャしてみましょう。
上記はキャプチャした画像を縮小したものです。右下を見てみると、白い文字で「みなみよつば」という、署名に記載した文字が書かれるようになりました。署名欄にサイト名やサークル名、制作者名などを入れ、Readmeなどで「キャプチャ機能を使って取った画像のみ画像は使用可能」などという制限を規約として設けることで、画像に記載された情報を使ったPRや広報を狙うことができるようになります。
なお、署名の文字サイズが小さい場合は画面キャプチャ管理プラグインの設定項目にある「署名サイズ」を変更することで文字の大きさを変えることができます。
以上でキャプチャ機能とキャプチャに基本的な著作情報挿入ができる機能の設定は終了です。
お疲れ様でした。
その他の設定
画面キャプチャ管理プラグインでは、この他にもいくつかできる設定や使い方があります。
機能が限られる場面での使用が多くなりますので、軽く紹介していきます。
キャプチャ時間を連番がかわりにファイル名へ使用する
「出力する情報を決める」の項目でファイル名に関する設定を紹介しましたが、「ファイル名+連番」というファイル名ではなく「ファイル名+キャプチャした時間」というファイル名に設定できる機能も搭載されています。
プラグイン管理画面の「タイムスタンプ」という項目を半角英数字で「ON」と記載しましょう。
上記真ん中の画像は「タイムスタンプON」により「ファイル名+キャプチャした時間」というファイル名がつけられた画像、左右が「タイムスタンプOFF」により「ファイル名+連番」というファイル名で記載されたものです。
真ん中の画像は2016年5月11日22時19分29秒に撮影したので、20160511_221929という数字がタイムスタンプとしてファイル名に使用されています。
キャプチャした画像をゲーム内に表示する
プラグインのコマンド「MSC_MAKE」はキャプチャ画面をゲーム内で一時保存し、「MSC_SAVE」コマンドを利用することで外部出力が出来ます。
「MSC_MAKE」でゲーム内にした画面は、「MSC_PICTURE」コマンドを利用することで、ゲーム内に表示することも出来ます。
* MSC_PICTURE or 画面キャプチャピクチャ
* 保持していた画面キャプチャをピクチャに表示します。
* このコマンドの直後に「ピクチャの表示」を実行するとキャプチャピクチャが
* 表示されます。
* 例:画面キャプチャピクチャ
設定は簡単で、「MSC_MAKE」を事前に実行した上で、「プラグインコマンドでMSC_PICTURE」、その後に「ピクチャの表示」を実行するだけです。
事前に別イベントでキャプチャしておけば、上記のようにゲーム内で表示させることができます。
なお、このコマンドには注意事項もありますので、確認しておきましょう。
* 注意!
* キャプチャピクチャの表示状態はセーブできません。
* セーブされる前に「ピクチャの消去」で消去してください。
著作情報などにオリジナルのイラストを使用する
プラグイン設定画面のパラメータ項目にある「署名画像」を設定することで、キャプチャ時に挿入される文字を画像にすることができます。
picturesフォルダに入れた画像を利用できますので、オリジナルの署名画像などを入れたい場合は「署名画像」のパラメータ項目を設定しましょう。
まとめ
画面キャプチャ管理プラグインはテストプレイ時に気軽なキャプチャ作成をすることができるので、制作中の画面をこまめにTwitterなどで配信している方は重宝するツールかと思います。
また、設定を行ってゲーム画像を出力できる機能をうまく活用すれば、プレイヤーがゲームを拡散してくれるきっかけに繋がるかもしれません。
設定次第で広報から遊びココロのあふれる演出まで色々な機能のあるプラグインですので、色々と活用してみてはいかがでしょうか?
*本記事は『MakeScreenCapture.js Version1.20』『MakeScreenCapture.js Version1.21』『MakeScreenCapture.js Version1.22』を元に作成しております
*プラグインの利用は各自の責任のもとご利用下さい。(プラグイン導入で問題が起きた場合は責任を負えません。バックアップしてからテスト導入をしてご利用下さい。)
*作成画像はRPGツクールMVを利用し作成しております。
RPGツクールMV→(c)2015 KADOKAWA CORPORATION./YOJI OJIMA