アイテム選択の処理 | RPG Maker WITHイベントコマンド攻略

アイテム選択の処理 | RPG Maker WITHイベントコマンド攻略

RPG Maker WITHイベントコマンド「アイテム選択の処理」の解説です。このコマンドはプレイヤーが所持しているアイテムを選択させると同時に、選択したアイテムのIDを入手できるコマンドです。活用次第で仕掛けからテレポートまで多彩な用途で活用できます。
 

「アイテム選択の処理」 | RPG Maker WITH イベントコマンド解説

RPG MAKER WITHのイベントコマンド「アイテム選択の処理」の解説です。

 

 

「アイテム選択の処理」コマンドは画面上にプレイヤーが所持している指定カテゴリの所持アイテム一覧を表示し、所持しているアイテムをプレイヤーが選択する機能を提供。さらに選択されたアイテムのIDを指定した変数の値(数字)にします。

 

あくまでプレイヤーに所持アイテムから任意のアイテムを選択してもらい、選択されたアイテムのIDを記録する仕組みです。
しかし、取得に使った変数を別のコマンドと活用することで様々な仕掛けを作成できるコマンドになります。

 

「アイテム選択の処理」の基本的な使い方

RPG MAKER WITHにおける「アイテム選択の処理」の処理の使い方は以下のとおりです。

 

  1. 入力されたアイテムのIDを記録する変数を指定
  2. 選択できるアイテムタイプ(カテゴリ)を決める
  3. 他のコマンドを使って取得したIDを活用する

 

入力されたアイテムのIDを記録する変数を指定

まずはプレイヤーが選択したアイテムのIDをどの変数に入力するかを決めていきます。

 

 

変数はそれぞれの番号の変数に値(数字)を記録できる機能です。例えば変数1を指定したら、変数1=選択したアイテムのIDの数字として他のコマンドで判定等に活用できます。

 

 

なお、アイテムIDとはデータベースのアイテムを作成した時にアイテムリストに書かれた4桁の数字です。例えば上記画像であれば、0003小さな鍵なので、小さな鍵のアイテムIDは「3」となります。

 

選択できるアイテムタイプ(カテゴリ)を決める

アイテムタイプでは、どのアイテム欄からアイテムを選ばせるかカテゴリを決めることができます。

 

 

RPG Maker WITHではアイテム欄が「通常アイテム」「大事なもの」「隠しアイテムA」「隠しアイテムB」にわかれています。これらのアイテムタイプのどの袋からアイテムを選ばせるのかを「アイテムタイプ」で設定しましょう。

 

他のコマンドを使って取得したIDを活用する

アイテム選択の処理はプレイヤーにアイテムを選ばせ、選んだアイテムのIDを値として記録するだけのコマンドです機能。記録した変数を別のコマンドで活用することで、真価を発揮します。

 

 

例えば、鍵のかかった扉で「正しい鍵」を選択させる仕組みをイメージしてみましょう。アイテムID3番の「小さな鍵」が正しい扉を開ける鍵だと定義します。まずは「アイテム選択の処理」で変数X(Xは番号)を指定して実行します。このコマンドにより、プレイヤーが「小さな鍵」を選択していれば、変数X=3になっているはずです。

 

 

アイテム選択の処理の後に、条件分岐で「変数=3を満たす場合」のときに扉を消してあげる処理を入れてあげましょう。プレイヤーからすると、正しい鍵を選んだので、鍵を使って扉を開いたから通れるようになった!と認識させることができます。

 

応用:隠しアイテムを使ったアイテム選択の処理の活用

隠しアイテムは所持しているにも関わらず、プレイヤーが所持状況を確認できないアイテムです。隠しアイテムを使うと、六択が上限の「選択肢の表示」以上の選択肢をプレイヤーに選択させることができます。
代表的な例がテレポートスキルの作成です。プレイヤーが始めて新しい街に入った時に「ニュータウン」という町の名前をつけた隠しアイテムを手に入れるようにします。そして、スキル「テレポート」を使った時にコモンイベントで「アイテムの処理」が行われるようにします。その際、「ニュータウン」というアイテムが選ばれたら、ニュータウンの入口に移動するようにIDから条件分岐及び場所移動のコマンドでイベントを作成しておきます。同じようにいくつもの街に各町の名前を名付けたアイテムを配布。そのアイテムIDが選ばれたら、そのアイテム名に応じた場所へ場所移動をする設定をすればテレポートスキルが作成できます。

 

隠しアイテムの活用方法詳細はPC版ツクールと同じことができるため、詳しく知りたい場合は解説動画をご覧ください。

 

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