フィールドや街、ダンジョンなど、RPGでは様々なマップが登場します。探索ゲームやホラーでも、部屋1と部屋2のマップが用意されており、異なる部屋のマップを行き来しながら探索していくことが一般的です。
RPG Maker WITHでは、ゲーム用のマップをエリアごとに作成し、異なるマップとして作成。そしてマップ同士をつなげることで広い世界を作り上げていきます。このページでは、複数のマップを作る方法やマップを切り替える方法、異なるマップを繋げる方法を紹介します。
動画で解説を見たい方は、下記動画をご覧下さい。
まず初めに、ゲームに使用するマップを管理するマップリストの開き方をご紹介します。
エディタ画面でZLを押し、サブメニューを開きます。
画面右側にある、「マップリストに移動」を押します。
マップリストが開かれました。RPG Maker WITHではこのマップリストで新しいマップを作成し、マップリストから各マップを選択してゲームを作成していきます。
実際に新しいマップを作成してみましょう。
マップリストを開いている状態でZLを押してサブメニューを開き、「マップの新規作成」を選びます。
新しく制作するマップの基本設定を行います。重要な項目は以下の通りです。
名前 | マップの名前です。マップリストで表示されます |
タイルセット | パレットで選べるタイル(絵柄)が決まります。外のシーンなら外観、室内なら内装など近いものを選びましょう |
幅・高さ | 横及び縦が何マスずつなのかを決めていきます |
BGMの自動演奏 | このマップで流れる音楽を決めます |
マップの設定は作成後に編集も可能です。作成したらXボタンを押してOKにカーソルを合わせ、確定していきましょう。
名前でつけたマップがリストに追加され、リストからマップを選ぶとそのマップを編集できます。
なお、1ゲームあたりのマップ枚数は1000までなので大量にマップを作成する場合は注意しましょう。
RPG Maker WITHでは、サンプルマップと呼ばれる完成済みのマップも収録されています。最初はサンプルマップも活用すると良いでしょう。
サンプルマップについては「サンプルマップの開き方」にて解説しています。
異なるマップ同士は、「場所を移動する」イベントを作成して配置することで、ゲーム内でも行き来ができるようになります。簡単作成の機能を使って移動するイベントを作っていきます。
まずは移動ポイントを作るマップをマップリストから開きます。
そして、Rボタンでイベントモードに切り替え、移動ポイントを作るマスにカーソルを合わせます。
ZLよりサブメニューを開き、「イベントの簡単作成」を選びます。
移動を選び、場所をクリックします。
すると、移動先に指定するマップがリストで表示されます。まずはどのマップに移動するか、リストから選びましょう。
さらに、マップを選ぶと座標を選択できるので、移動先となる場所にカーソルを動かして合わせたらOKを押します。
必要に応じて向きも設定し、OKで確定します。
すると、選択していた座標にイベントが作られ、このイベントを設置しているマスに侵入すると指定したポイントへ移動する処理が作られます。
移動先からも戻れるようにする場合は、同じ手順で移動する処理を作りましょう。
ゲームで使用するマップは、マップリストで管理していきます。
マップリストでサブメニューを押すことで、マップの新規作成も可能。ゲーム制作時には、マップリストから作りたいマップに切り替え、各マップのデザインやイベントを作成していきます。
ゲーム中に各マップを行き来できるようにするには、移動できるポイントでサブメニューからイベントの簡単作成を起動して移動イベントを作成します。簡単作成を選択後に表示された画面で、「移動」を選び、場所を指定するだけで移動イベンドは作成できます。なお、行き来できるようなマップの場合は、移動先からも戻ってくるような場所を指定した移動イベントを配置しなければいけないので注意しましょう。
RPG Maker WITHはNintendo Switch向けソフトです。
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