SRPGギア初心者向け解説 | 準備編

SRPGギア初心者向け解説 | 準備編

SRPGギアを新規プロジェクトのデータで動かしてみる手順を解説します。まずは実際に動かしていくところを楽しんでいきましょう。

SRPGギア初心者向け解説 -準備編-

SRPGギアを新規プロジェクトで導入する方法を解説していきます。

 

 

SRPGギアを新しいプロジェクトで動かしていくためには、複数のプラグイン(拡張機能の素材)と、必要な画像を指定場所に移動したり、エディタでプラグインを有効化する作業が必要になります。このページでは、必要なデータの導入について解説します。

 

必要なデータのコピーとプラグインの有効化を行う

まずは必要なデータを作成していきます。なお、予めSRPG専用のプロジェクトをRPGツクールのエディタ本体で、新規プロジェクトから作成しているものとして話を進めていきます。

 


▲SRPGギア練習用のプロジェクトをファイル→プロジェクトの新規作成で新しく作っておいて下さい

 

プラグインをコピーして有効化していく

まずはSRPGギアで使用するプラグインを新規プロジェクトに導入していきましょう。

 

 

プロジェクトを開いている状態で、ゲーム→フォルダを開くを選びます。すると、パソコン上に保存されているプロジェクトの保存先が開かれます。

 

 

プロジェクトの保存先が表示されたら、JSフォルダ→pluginsフォルダへ移動します。このpluginsと名前のついたフォルダは、エディタで開いて制作しているゲームにいれる、プラグイン(拡張機能)の保存先になります。

 

 

最初は「AltMenuScreen.js」「AltMenuScreen.js」「ButtonPicture.js」「TextPicture.js」が入っています。これらはSRPGギア自体には使用しません。不要であれば削除してしまいましょう。(削除しても、新しいプロジェクトを作成してコピーしてくれば再度導入も可能です)

 

 

pluginsフォルダを開いた状態で、次はダウンロードしたSRPGギアのプラグインをこのフォルダにコピーしていきます。ダウンロードしたSRPGギアのデータのフォルダを開き、pluginsフォルダを開きます。

 

 

「SRPGGearMZ Version History.txt」と「SRPGGearMZ Version History.txt」以外のプラグインデータ16種をコピーします。(コピー時にはキーボードのCtrlキーを押しながらキーボードのAで全選択し、不要な2つのファイルをキーボードのCtrlキーを押しながら選択すると不要なものを選択から解除できて便利です。)

 

 

次に、プロジェクトのpluginsフォルダを開き、右クリック→貼り付けでコピーした16種類のプラグインをプロジェクトの中に入れます。これで新しく作成したプロジェクトでプラグインが使えるようになりました。

 

 

しかし、実際にプラグインを使えるようにするためには、エディタ上で有効化する必要があります。ツール→プラグイン管理を選び、プラグインリストに16個のプラグインを追加していきます。

 

 

プラグインの並び順は、サンプルプロジェクトにならって画像のような並び順にしておきます。プラグインの順番が違うと、正しく動作しないこともあるので注意しましょう。

 

また、SRPGギアを有効にしつつ、他のプラグインを使うことも可能な場合があります。しかしながら、慣れるまでは他のプラグインが有効化されていると、設定ミスなのか他のプラグインが原因で動かなくなっているのかわからなくなることもあります。慣れるまでSRPGギア以外のプラグインは有効化せず、SRPGギアの理解が進んでから導入を検討しましょう。

 

必要な画像をプロジェクトに入れていく

SRPGギアでは、システム面にも独自画像が使われています。SRPGギアの戦闘で表示される「矢印」などは画像での表現が採用されており、矢印など必要な画像も同梱されています。画像を新規プロジェクトに導入していきましょう。

 

 

SRPGギア本体の「img」フォルダを開き、charactersフォルダ・Picturesフォルダ・systemフォルダをコピーします。そしてツクールエディタ側でゲーム→フォルダを開くからプロジェクトの保存先を開きます。保存先の中のimgフォルダを開いたら、右クリック→貼り付けで3つのフォルダにある画像を各フォルダに導入します。

 

 

charactersフォルダに「!srpg_set_type1.png」と「!srpg_set_type2.png」、picturesフォルダに「EnemyTurn.png」と「PlayerTurn.png」、systemフォルダに「srpgPath.png」の画像が入っていれば完了です。新規プロジェクトでもとから入っている画像は消さないで下さい。上記画像はcharactersフォルダの例ですが、このように元々あるデータに加え、コピーした「!srpg_set_type1.png」と「!srpg_set_type2.png」が入っているような状態であることを確認しましょう。

 

なお、facesフォルダには最初から入っている大きいキャラの歩行グラ・ビッグボスをイメージした顔グラが入っています。こちらもボスの画像を使ったユニットなどを出したい場合は必要になります。大型モンスターに近いキャラを出したい場合はこちらもコピーしましょう。

 

新規プロジェクトにSRPGギアを入れる下準備は完了

これで、SRPGギアの練習用に作成した新規プロジェクトに、SRPGギアに必要なプラグインや画像が導入できました。次の項目では、実際にRPGツクールMZのエディタで設定を行っていき、実際にSRPG制作を行っていきます。

 

以降は、ダウンロードしたSRPGギアのフォルダや、ゲームのプロジェクト本体の保存先(フォルダで開くから開いたウィンドウ)は使用しません。ツクールだけを起動した状態で「SRPGギア初心者向け解説 SRPG戦闘導入編」をご覧ください。

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