

レトロ風RPGを作りたいと思った時、何かと問題になるのがキャラクター素材。
マップや音楽は見つかるものの、ファンタジー作品らしい職業やイメージにあうキャラが見つからなかったり、そもそもキャラの数が少なくてモブのキャラクターまで用意できず、素材を探すだけでも時間がかかってしまいます。
このページでは、そんなレトロRPG制作時の人物系素材の問題解決に大きく役立つ公式DLC「MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ - RPGツクールMZ」の紹介を行います。
こういった特徴があるため、レトロ風のゲームの即戦力になる印象の素材です。
このページでは本素材集を検討中の方や、「レトロ風のゲームを作りたい」という方向けに、実際にRPGツクールMZへ購入した素材も導入した画像を掲載しながら、収録内容の注目点や個人的な感想を紹介していきます。
*掲載画像はRPGツクールMZの収録素材も含まれています
*掲載内容は2026年4月15日時点の情報です
「MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ - RPGツクールMZ」はRPGツクール公式DLCとして発売されている、
マルムギコウジ様制作のキャラクター素材集です。

往年の家庭用16bitゲーム機で使われていたキャラクターを感じさせてくれるようなデザインになっており、収録内容は40キャラクター以上。それぞれ色違いや服装のデザイン違いなどの3パターンの差分も付属されており、合計190種類以上のパターンが収録されています。
収録内容には歩行グラフィックとして使用できる「characters」の画像が30枚収録されているだけでなく、顔グラフィックとして使える「faces」画像が24シート収録。「characters」では倒れ画像などが収録された素材もしっかり導入されています。
さらにエネミー(敵グラフィック)に使用できる画像も歩行キャラ分が用意されています。レトロなデザインの人間系敵画像を大量に増やしたい時の選択肢として非常におすすめできる印象もあります。
あわせて、「MEGA FANTASY」の素材シリーズは他にも「ピクセルモンスターパック」や「
歩行モンスター and 顔グラ」なども公開されています。他の素材も購入することでより多彩なレトロ風RPG表現も可能となります。
「MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ」の素材を実際にRPGツクールMZに入れてみました。
まずは仲間キャラクターの歩行グラフィックに画像を搭載し、テストプレイを動かしてみました。

上記の画像は、サンプルマップ「洞窟内部2」に今回紹介している「MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ」の歩行グラフィックを設定したアクターをパーティに入れて隊列歩行させた画像です。
本素材集は全部で40種類以上のキャラクターが収録されていますが、しっかりとファンタジーゲームに出てくるような職業を意識させるような素材が収録。画像では、戦士・回復役・格闘家・魔法使い系の画像に使えそうな画像をセットしてみました。しっかりと王道的なファンタジーRPGの味方パーティ感を感じさせてくれます。

さらに優秀なのは、Faces画像も収録されていることです。画像に対応した顔グラフィック用の画像も収録されているため、歩行グラフィックとのイメージにあうような顔グラフィックも実装できます。顔グラフィックの色合いもレトロ風のRPGに近いデザインとなっているため、顔グラフィックを変えただけですがツクールMZの標準感がかなり減っているようにも見えます。

イベントシーンもイメージして配置してみました。上部のキャラクターは右下に配置した魔法使いに見えるキャラのパターン違いです。このように大きく衣装が変更されているようなパターン違いの素材もあるため、うまく使えば別キャラクターや兄弟のような設定で作成も可能。ついでに左下に配置したキャラクターは「パーティに入れて隊列歩行させた画像」にいた格闘家っぽい男性キャラクターと同じ枠にいた格闘家系の女性キャラの画像です。男女でも大きくデザインが違うようなキャラも多いので、同じパーティに入れたり、同じ職種のライバルキャラとしての活用も良いかも知れません。
職業を感じさせるような歩行グラも多いため、モブキャラクターとして活用するイメージでも試してみました。

まずは酒場のマップに色々な歩行キャラクターのモブを配置してみました。
それぞれデザインが異なるキャラクターが多いため、色々な人物が食事を楽しんでいるような雰囲気も出せるのではないでしょうか。また、パターン違いでもデザインの変化が大きいキャラクターが多いので、パターン違いを配置していても別キャラクターに見えたりするのではないかと感じます。

エルフに見えるキャラもいたので、遺跡のサンプルマップとともに配置してみました。男女と思われるキャラクターが1人ずつ、それぞれ3パターンの差分付きで収録されています。パターンを変えると髪色とかも変わってしまうような構成だったので、男女どちらかをモブとして使い、どちらかを主要モブとして顔グラ付きで使うような方法が活用しやすいかも知れません。
人外形に見える人型の歩行グラフィックもあるので、獣人の村や人外系の敵幹部を作成するようなこともできそうです。ケモノ系の人型キャラクターはレトロ関係なくあまり見られない素材の印象もあるため、うまく使えば他作品との差別化も取ることができるかも知れません。

最後はSFマップと一緒に使えるか、RPGツクールMZの近未来系素材と一緒に試してみました。ロボットやアンドロイドに使えそうなキャラクターは数キャラ搭載。そこまで数が多くないため、パターンなどを活用してもSFメインの作品を作るのは難しいかも知れません。ですが、シナリオに出てくるサブキャラや、サポート機能を提供するモブなどに使うぐらいであればしっかりとSF系作品にも使えそうです。
戦闘画面にも使ってみましたので、画像で共有します。

まずはフロントビューに使用した画像です。こちらは敵用に収録された画像をそのまま表示しています。敵キャラの画像サイズは比較的コンパクトなのでRPGツクールMZの標準モンスター素材とかと使うのであれば、やや他素材の縮小を行うなどしたほうがバランスよく見えます。
ただ、収録歩行グラのキャラクターをイメージしている敵グラフィック収録により全190体以上の人間系の敵キャラが収録。例えば王国奪還系ストーリーのような対人戦闘が多くなる作品や、闘技場を舞台にしているような「少数の名前キャラとの戦い」がメインとなる作品であれば、この素材集だけでも敵キャラが補えそうな気もします。モンスターを出したい場合は、同じ作者様の「ピクセルモンスターパック」も検討するとより広大な世界を作れそうです!

サイドビュー戦闘での画像です。こちらの素材は残念ながらサイドビュー用の敵グラフィックのみが搭載されています。味方キャラクターに対応したサイドビュー歩行画像の収録はないので、この素材だけで完結させる場合はフロントビュー戦闘使用前提になりそうです。サイドビューの場合は、味方のサイドビューキャラ画像は自作し、人型の敵グラだけ使うという活用方法前提になります。
この他にも特徴的な素材や、特殊な使用法ができそうな収録素材もあったのでご紹介します。

まず倒れ系の歩行グラです。各キャラ3つずつ用意されています。
バトルとかの展開で傷ついて倒れている、疲れて座っているといった表現ができそうです。

こちらの画像は内容物として公式サイトで収録内容として紹介されている、オリジナルサイズの画像をピクチャで表示した画像です。敵グラとして活用できるエネミー画像のオリジナルサイズですが、こちらは1倍サイズの数十ピクセルとその2倍サイズの画像となっています。かなり小さいサイズの画像となるため、立ち絵とかとして表示させたりするといった用途には向かないかなと思います。
レトロ風ファンタジーRPGを作りたい時、非常に強力な選択肢の素材です。
異なる種類のキャラだけではなく、パターン差分も別人物に見える場合が多いため、想定以上の歩行キャラクターをフォローできるような素材に思えました。「王国奪還作品」や「闘技場で成り上がる」など対人との戦いが行われるような作品であれば、この素材だけでも十分賄えます。モンスター素材も多いのでもったいない気もしますが、歩行キャラだけ利用して、敵はツクールMZ収録素材など現代的なもので揃えてクエスト受注型のハンター系作品を作るといった方法もとれます。同シリーズの他素材も揃えて、壮大なレトロ風RPGを作るといった活用もできる印象です。
1990年代~2000年代初頭の雰囲気を感じさせるようなRPGを作りたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
■ 今回紹介した素材集MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ - RPGツクールMZ
■ 本ページに使用している権利情報
RPGツクールMZ:
©Gotcha Gotcha Games Inc./YOJI OJIMA 2020
MEGA FANTASY 歩行アクター and 顔グラ:
(C)Koji Marumugi
RPG Maker WITHはNintendo Switch向けソフトです。
パッケージ版を探す場合は、色々なサイトを見て値段チェックするのがおすすめです!
【PR】